照明器具は、8~10年が取り替え時期の目安です。
一般に照明器具の寿命の目安は10年(約40,000時間点灯)と言われ、寿命が近付くにし
たがって外観だけでは判断できない器具の劣化がすすんでいます。しかし、案外そのことが
見過ごされているのが現状です。そのため寿命末期には、安定器の過熱などによって、思わ
ぬトラブルがごくまれに発生する場合があります。
10年以上経過した照明器具は、万一の経年劣化によるトラブルを考慮して、お早めの点検や
取り替えをお勧めします。
■照明器具の寿命
● JISによる目安
JISでは標準条件で使用した場合、安定器の平均寿命は8~10年としています。
〈JIS C 8108蛍光灯安定器〉〈JIS C 8105-1照明器具-第1部:安全性要求事項通則〉
● 電気用品安全法〈旧電気用品取締法〉では、絶縁物の確認を40,000時間の使用で行います。
40,000時間は1年4,000時間使用とすれば、約10年間となります。